Zoomの翻訳版字幕は、会議中の発言を別言語の字幕として表示する機能です。リアルタイム字幕と、会議後に残すトランスクリプトは別なので、議事録が必要な場合は両方の設定を確認します。

翻訳字幕を使う前の条件

Zoom公式では、翻訳版字幕の利用には、ホスト側の対象プランまたは翻訳版字幕アドオン、対応アプリ、管理画面での有効化が必要と案内しています。

参加者側だけで契約条件を変えることはできないため、会議前に主催者へ確認します。

翻訳字幕を表示する手順

  1. Zoom会議へ参加する
  2. 「字幕を表示」を有効にする
  3. 字幕設定で実際に話されている会話言語を選ぶ
  4. 「翻訳」を有効にする
  5. 自分が読みたい翻訳先言語を選ぶ
  6. 固有名詞や数字はチャット・資料でも確認する

会話言語を誤ると、翻訳以前の文字起こしが崩れます。英語の会議で日本語字幕を出すなら、会話言語を英語、翻訳先を日本語にします。

参加者ごとに表示言語を変えられる

ホストが有効にした言語ペアの範囲で、各参加者は自分用の翻訳先を選べます。日本語話者は日本語、英語話者は英語というように同じ会議を別字幕で見られます。

字幕とトランスクリプトの違い

Zoomは2026年5月に、ライブ字幕と保存用トランスクリプトを明確に分けました。公式案内では、ライブ字幕は会議後に保存・ダウンロードする記録ではなく、保存が必要ならMeeting transcriptを有効にすると説明しています。

必要なもの確認する設定
会議中の理解翻訳版字幕
会議中の全文表示全文文字起こし
会議後の保存Meeting transcript
音声・映像録画設定

議事録を残す手順

翻訳字幕だけに頼らず、保存された原音・トランスクリプトを確認します。元言語の文章を直してから日本語へ訳し、決定事項には原文の時刻を付けます。

精度を上げる設定

  • 発言者の会話言語を正しくする
  • マイクへ近づいて話す
  • 同時発話を避ける
  • 人名・製品名をチャットへ書く
  • 数字と期限は画面共有資料にも表示する

まとめ

Zoomの翻訳字幕は会議中の理解に使い、正式な議事録は保存用トランスクリプトから作ります。ホストの契約、管理設定、言語ペア、保存権限を会議前に確認してください。

※2026年8月9日時点のZoom公式情報を確認しています。