英語会議の議事録は、録音を直接日本語要約するのではなく、英語音声→英語文字起こし→原文修正→日本語翻訳→議事録の順で作ると確認しやすくなります。
会議前に用意するもの
- 会議名、目的、参加者名と役割
- 会社名、製品名、専門用語の英語表記
- 通貨、単位、日付形式
- 録音と翻訳を行うことの通知
- 音声、原文、訳文の保存先と閲覧者
固有名詞の綴りが分かるだけでも誤認識を見つけやすくなります。資料がある場合は、機密区分を確認してから用語集を作ります。
英語会議を日本語議事録にする7工程
- 開始前に録音許可と利用目的を確認する
- 会議サービスまたはレコーダーで原音を保存する
- 認識言語を英語に設定して文字起こしする
- 話者、時刻、固有名詞、数字を修正する
- 英語原文を日本語へ翻訳する
- 決定事項、保留、担当者、期限を抽出する
- 原文リンク付きの日本語議事録を共有する
日本語議事録の型
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 決定事項 | 合意した内容と適用範囲 |
| Action Items | 担当者、期限、完了条件 |
| 未決事項 | 追加確認が必要な点 |
| 数字・条件 | 金額、数量、日付、例外 |
| 原文参照 | 発言時刻または段落番号 |
英語の should、must、may など義務の強さを、日本語で同じ意味になるよう確認します。曖昧な表現は確定訳にせず「要確認」と残します。
リアルタイム字幕の使いどころ
会議中に内容を追うには、Zoom、Teams、Google Meetなどの翻訳字幕が役立ちます。ただし字幕はその場の理解用で、保存されるトランスクリプトとは別機能の場合があります。
重要会議では、字幕が見えたことを「記録が保存された」と思わず、会議後に原音と文字起こしファイルの有無を確認します。
よくある失敗
- 日本語要約だけを出し、英語原文を捨てる
- 会議言語を日本語のまま録音する
millionとbillion、小数点、日付形式を見落とす- 英語話者と通訳者を同じ話者として処理する
- 同時発話をAIに推測させる
- 契約条件を自然な日本語へ意訳しすぎる
仕上げの確認プロンプト
> 英語原文と日本語訳を比較し、数字、通貨、日付、否定、条件、固有名詞、担当者、期限の不一致候補を表にしてください。内容を推測で補わず、要確認箇所には原文の時刻を付けてください。
AIの確認結果も誤る可能性があるため、最終判断は原音と資料で行います。
まとめ
英語会議の記録は、英語原文を監査できる状態にしてから日本語へ変換します。会議中は翻訳字幕、会議後は原文付き議事録という役割分担にすると、理解の速さと記録の正確さを両立できます。
