日本語と英語が交互に出る会議では、1言語用の文字起こしを使うと、英語部分が日本語の似た音へ誤変換されることがあります。2か国語文字起こしを選ぶか、言語ごとに処理を分ける必要があります。
2言語会議のパターンを確認
| 会議の形 | 処理方法 |
|---|---|
| 話者ごとに言語が固定 | 話者分離と2言語認識 |
| 同じ人が日英を切り替える | 2か国語同時文字起こし |
| 通訳者が逐次通訳 | 原発言と通訳を別話者にする |
| 議題ごとに言語が変わる | セクションを分けて処理 |
| ほぼ英語で一部日本語 | 英語を主言語にし日本語箇所を後修正 |
会議前の設定
- 使用言語を日本語と英語に固定する
- 参加者名と主な使用言語を登録する
- 日英の製品名・略語・人名を対訳表にする
- 通訳者の発言を記録するか決める
- 翻訳字幕と保存用文字起こしを分ける
文字起こし後の確認順
- 言語ラベルが正しいか
- 話者が正しいか
- 固有名詞の綴りが合っているか
- 数字、通貨、単位が一致するか
- 否定・条件・期限が変わっていないか
- 通訳による追加説明を原発言と混同していないか
2か国語機能の公式例
Notta公式は、2言語の会話や会議向けに2か国語文字起こし・翻訳を案内し、対応は23言語としています。無料回数やアドオンは別に設定されているため、長時間の会議では文字起こし分数だけでなく回数も確認します。
※2026年8月9日確認。対応言語と利用条件は更新される場合があります。
3言語以上の場合
2か国語機能へ無理に3言語を入れず、発言ブロックを分ける、言語ごとに担当者を置く、会議を基準言語に統一するなどの運用を検討します。重要発言は原音へ戻れる時刻を残します。
まとめ
日本語と英語が混在する会議では、言語判定だけでなく話者と通訳の関係を残します。2か国語機能の対応範囲を確認し、原文を直してから日本語議事録へまとめるのが安全です。
実践確認:この記事を現場で使う手順
日本語と英語が混在する会議を文字起こしする方法では、翻訳結果だけを見ると、誤りが「音声認識」と「翻訳」のどちらで起きたか分かりません。原音、文字起こし原文、訳文を分けて残し、原文認識・固有名詞・数字・訳文確認を優先して確認します。
作業を3段階に分ける
- 録音:一人ずつ短く話し、マイクとの距離を一定にする
- 原文確認:人名、製品名、数字、否定、条件を原音と照合する
- 翻訳確認:意味が反転していないか、決定事項だけ二言語で並べる
事前に作る用語表
参加者名、会社名、製品名、専門用語、通貨、日付形式を「原語・読み・日本語表記」の3列で用意します。会議中に新しい用語が出たら、その場で訳を断定せず原語のまま印を付け、終了後に担当者へ確認します。
重要事項の確認文
> 自動翻訳の確認です。数量は○、金額は○、期限は○、担当は○という理解で合っていますか。
数字や契約条件は音声だけで終わらせず、画面・チャット・メールでも相互確認します。医療、安全、法律、契約など誤訳の影響が大きい内容では、承認済み文書や専門通訳を優先してください。
品質を評価する
全文章の正解率だけでなく、業務上重要な箇所の見落とし数を測ります。原文認識・固有名詞・数字・訳文確認について、原文誤り、訳文誤り、確認漏れを別々に数えると改善点が分かります。録音や翻訳データをクラウドへ送る場合は、利用目的、保存先、閲覧者、削除方法を事前に確認します。
