Microsoft Teamsで会議後に文章を残したい場合は、ライブキャプションではなく「文字起こし」を開始します。文字起こしには発言者名と時刻が付き、会議後にRecapから確認できます。

ただし、利用できる人は組織の契約、会議内の役割、管理者ポリシーで変わります。メニューが表示されない場合は、操作を繰り返す前に権限と設定を確認してください。

本記事は2026年8月20日時点のMicrosoft公式サポートを基にしています。

Teamsで文字起こしを始める手順

  1. Teamsの会議へ参加する
  2. 会議コントロールの「その他の操作」を開く
  3. 「レコーディングと文字起こし」を選ぶ
  4. 「文字起こしを開始」を選ぶ
  5. 会議で話す言語を確認して開始する

開始すると、参加者全員へ文字起こし中であることが通知されます。会議の途中で話す言語が変わった場合は、文字起こしの言語設定も確認してください。

録画・文字起こし・字幕の違い

機能残る内容会議後の利用
録画音声、映像、画面共有など録画ファイルを再生・共有
文字起こし発言内容、発言者名、時刻Recapで確認、対応者はダウンロード可能
ライブキャプション会議中の字幕表示保存されない

「字幕を表示したから会議後に文章も残る」とは限りません。議事録の下書きに使うなら、文字起こしが開始されていることを確認します。

会議後に文字起こしを確認・保存する

Microsoftの公式手順では、会議終了後に次の順で確認します。

  1. Teamsの「チャット」を開く
  2. 終了した会議のチャットを開く
  3. 「Recap」を選ぶ
  4. 「Transcript」を開く
  5. ダウンロードメニューから形式を選ぶ

既定では、会議の主催者と共同主催者が .docx または .vtt でダウンロードできます。参加者がダウンロードできるかは、主催者や管理者の設定によって変わります。

ダウンロード後は、全文をそのまま議事録にせず、議事録テンプレートへ決定事項、ToDo、保留事項を整理してください。

Teams文字起こしが表示されない原因

組織の管理者が許可していない

録画と文字起こしはTeamsの管理ポリシーで制御できます。メニュー自体がない場合は、利用者側の操作では解決できないことがあります。管理者へ「会議の文字起こしが許可されているか」を確認します。

開始できる役割ではない

主催者、共同主催者、発表者など、会議内の役割によって開始・停止できる範囲が異なります。外部テナントの参加者や匿名参加者は、文字起こしへアクセスできない場合があります。

ライブキャプションだけを使っている

キャプションは会議中に読むための機能です。会議後に文章が必要なら、会議中に文字起こしも開始します。

言語設定が発言と合っていない

会議の話し言葉と設定が異なると誤認識が増えます。文字起こしペインの言語設定で、実際に話している言語を選びます。

会議チャットやRecapへアクセスできない

会議の種類、所属組織、共有権限によって、終了後のアクセス範囲が変わります。議事録担当者が外部参加者の場合は、会議前に保存担当と共有方法を決めてください。

自分だけで文字起こししたい場合の注意

Teamsの会議文字起こしは、参加者へ通知される共同機能です。参加者へ知らせず、自分だけの記録として開始する機能ではありません。

外部レコーダーや別アプリを使う場合も、録音・文字起こしの目的、保存先、共有範囲を参加者へ説明し、組織のルールを確認してください。オンライン会議の音をスピーカーから再録音すると、反響や雑音で精度が下がる場合があります。

AIで議事録にするときの確認項目

  • 決定事項と提案を分ける
  • 担当者と期限を原文で確認する
  • 金額、日付、製品名を確認する
  • 発言者ラベルが正しいか確認する
  • 文字起こしにない内容を要約が追加していないか確認する

発言者が正しく分かれない場合は、話者分離の仕組みと限界も確認してください。

まとめ

Teamsで会議後に文章を残すには、「その他の操作」から文字起こしを開始し、終了後に会議チャットのRecapで確認します。字幕、録画、文字起こしは別の機能です。開始権限、管理者設定、保存担当を会議前に決めておくと失敗を防げます。

録画を含むZoom・Meetとの違いはオンライン会議3サービスの録音・文字起こし比較で整理しています。