韓国語音声を日本語へ翻訳する場合も、韓国語の原文を作り、修正してから訳すのが基本です。語順が似ているため自然な日本語になりやすい一方、敬語や主語の省略を誤ると話者関係が変わります。

録音前に準備する情報

  • 参加者の氏名と役職のハングル表記
  • 会社名・製品名の正式表記
  • 韓国語と日本語の対訳用語集
  • 日時、通貨、数量の表記ルール
  • 録音・翻訳への同意

翻訳する手順

  1. 元言語を韓国語に設定する
  2. 韓国語原文を文字起こしする
  3. 話者名と発言時刻を付ける
  4. 人名、社名、数字、否定を修正する
  5. 敬語と話者関係を確認する
  6. 日本語の確認用訳を作る
  7. 決定事項や引用には原文時刻を付ける

誤りやすいポイント

人名と会社名

音だけから日本語表記を推測せず、公式サイト、名刺、会議招待を参照します。同じ名字の参加者がいる場合は役職も残します。

敬語と主語

主語が省略された発言をAIが補うと、誰の判断かが変わることがあります。原文にない主語を断定せず「要確認」とします。

数字と単位

金額、数量、期限、割合は、通貨と単位まで原音で確認します。日付はタイムゾーンも残します。

外来語・製品名

韓国語化された外来語が別の日本語用語へ置き換わることがあります。製品名や技術用語は対訳表で固定します。

リアルタイム翻訳を使う場合

会議中に意味を追う目的ならリアルタイム字幕が便利です。ただし、敬語、主語、省略された目的語を会話中に確定するのは困難です。重要な合意は発言者に言い直してもらい、会議後に韓国語原文から正式な日本語記録を作ります。

ツールを選ぶ基準

  • 韓国語の文字起こしに対応している
  • 日本語との2か国語処理ができる
  • 原文と訳文を同じ時刻で確認できる
  • 話者名を編集できる
  • 音声、原文、訳文を別々に書き出せる
  • 無料分数と翻訳回数の条件が明確

宣伝上の対応言語数だけで判断せず、実際の話者の音声を3〜5分使ってテストします。

会議議事録の形式

時刻話者韓国語原文日本語訳確認状態
00:08:10氏名・役職原文訳文数字確認済み

全文をこの表にする必要はありません。契約条件、決定事項、引用など重要箇所へ使います。

まとめ

韓国語音声は日本語へ自然に訳されやすくても、話者関係と省略された主語に注意が必要です。正式表記と原音時刻を残し、重要な判断を翻訳だけで確定しないようにします。