ボイスレコーダーの音声を翻訳する方法は、録音しながら訳す方法と、録音後に文字起こししてから訳す方法の2つです。会議中に意味を知る必要があるか、正確な記録を後から作れればよいかで選びます。

まず決めるのは翻訳のタイミング

目的向く方法長所注意点
会話中に内容を理解したいリアルタイム翻訳その場で字幕を読める遅延、回数制限、通信がある
議事録や記録を残したい録音後翻訳原文を直してから訳せる会議中の通訳にはならない
日本語と外国語が交互に出る2か国語文字起こし言語を分けて記録しやすい対応する言語ペアを確認する

重要な契約条件や数字を残すなら、速度よりも原文の確認しやすさを優先します。

録音後に翻訳する基本手順

  1. 発言者に録音目的と保存範囲を伝える
  2. 主に話される言語を設定して録音する
  3. MP3、WAV、M4Aなど対応形式で取り出す
  4. 音声を元言語のまま文字起こしする
  5. 人名、数字、固有名詞、否定を原音で直す
  6. 確認済みの原文を日本語へ翻訳する
  7. 原文と訳文を並べ、未確認箇所を残す
  8. 共有後の保存期限と削除担当を決める

音声から直接きれいな日本語議事録を一度に作ると、聞き間違いなのか誤訳なのか分からなくなります。文字起こしと翻訳を分ける方が修正しやすくなります。

AIレコーダーで確認する機能

  • 元言語と翻訳先を指定できるか
  • 日本語と外国語を同時に認識できるか
  • リアルタイム翻訳と録音後翻訳の両方があるか
  • 原文と訳文を同じ時刻で見比べられるか
  • 話者名を付けられるか
  • 音声、原文、訳文を別々に書き出せるか
  • 無料枠が「分」か「回数」か
  • 音声がクラウドへ送信されるか

対応言語数が多くても、実際に使う言語ペアがリアルタイム翻訳の対象とは限りません。翻訳対応AIボイスレコーダーの比較で機能の違いを確認できます。

翻訳しやすい録音にする

マイクへ近づき、参加者が同時に話さないだけで、文字起こしの入口が改善します。専門用語は会議前に対訳表を用意し、略語は最初に正式名称を発言してもらいます。

外国語の固有名詞は、会議名、参加者名、製品名を事前に登録できるサービスが有利です。録音後は数字、単位、日付、否定、条件の順に確認します。

公式情報で確認した例

Nottaは、文字起こし後の訳文生成、1か国語リアルタイム翻訳、2か国語文字起こし・翻訳を別機能として案内しています。用途と利用回数の数え方が異なるため、同じ「翻訳対応」でも条件を分けて確認します。

※2026年8月9日確認。対応言語、回数制限、料金は変更されるため、利用直前に公式情報を確認してください。

まとめ

会議中の理解にはリアルタイム翻訳、正確な議事録には録音後翻訳が向きます。どちらでも、原音、原文、訳文の3つを対応付け、AIの出力だけで重要事項を確定しない運用が必要です。