Notta Memoは、カード型の薄い本体で対面会議とスマートフォン通話を録音し、文字起こし・翻訳・要約・AIチャットまでNotta上で扱うAIボイスレコーダーです。

大きな特徴は、28g、最大30時間録音、58言語、主要23言語の2か国語リアルタイム文字起こし・翻訳です。一方、「永久無料」は無制限という意味ではなく、購入者向けStarterの文字起こしは毎月300分です。

この記事では2026年8月12日に確認したNotta公式ストア、料金ページ、ヘルプセンターを基準に、ハードウェアと料金、翻訳、セキュリティ、向く人・向かない人まで徹底解説します。

Notta Memoの基本仕様

項目公式掲載内容
本体価格23,500円(税込)
サイズ86.1×55.1×3.5mm
重さ28g
マイクMEMSマイク4基+骨伝導マイク1基
推奨録音距離最大約3m
連続録音最大30時間
待機最大28日
ストレージ32GB、音声約144時間
転送Bluetooth/Wi-Fi
録音モード対面会議/スマートフォン通話
表示InstantView OLEDディスプレイ

画面では録音状態を確認できますが、文字起こし本文を本体だけで編集する製品ではありません。文字起こし、翻訳、要約、共有はNottaアプリやWebが中心です。

対面会議と通話を1台で録音

本体のスライドスイッチで、対面会議とスマートフォン通話のモードを切り替えます。会議室ではMEMSマイク、通話では骨伝導マイクを含む構成が役立ちます。

モードを間違えると音声条件が変わるため、録音前に画面表示とスイッチ位置を確認します。通話録音の可否はスマートフォン、通話アプリ、地域の規則にも左右されるため、自分の端末で短時間テストしてから重要な通話へ使います。

30時間録音と「1回5時間」の違い

本体は最大30時間連続録音できます。一方、StarterとPremiumで案内される「1回につき最大5時間」は、1回の文字起こしとして扱える時間の上限です。

つまり、長い音声を本体へ残せても、一つの文字起こし処理には上限があります。終日の研修や学会では、休憩ごとにファイルを分けると整理しやすくなります。32GBへ保存できる音声は公式で約144時間です。

録音からAI活用までの使い方

  1. Nottaアプリをインストールし、自分が所有するワークスペースを準備する
  2. アプリの「スマートデバイス」からMemoを接続・バインドする
  3. 対面または通話の録音モードを選ぶ
  4. 相手へ録音目的を説明し、必要な同意を得る
  5. 本体ボタンで録音し、終了後にアプリへ転送する
  6. 言語と話者を確認して文字起こしする
  7. テンプレートで決定事項・ToDoを要約する
  8. Notta Brainで記録へ質問し、人が原音と照合する

本体はオフラインで録音できます。文字起こし、翻訳、要約、AIチャットにはNottaへの同期とインターネット接続が必要です。

Starterは「一般のフリープラン」と別

Nottaには一般向けフリープランと、Memo購入者向けStarterがあります。数字が似ているため、分けて確認します。

プラン文字起こし1回の上限対象
一般フリー120分/月3分Nottaの無料利用者
Memo Starter300分/月5時間対象デバイスをバインドしたユーザー
Premium1,800分/月5時間個人の本格利用
Business無制限5時間チーム利用

StarterはNottaアプリで端末をバインドした対象ユーザーに付与されます。Web版からのバインドでは付与されません。端末を解除すると即時失効し、複数台を同じワークスペースへバインドしても300分は積み上がりません。

会社管理のワークスペースに参加しているだけで、自分のワークスペースを所有していない場合は対象外となることがあります。法人で配布する場合は、個人向け特典を前提にせずアカウント設計を確認します。

PremiumとBusinessの料金

2026年8月12日の公式Web料金ページでは、年払いが次のように表示されています。

プラン年払い月換算文字起こし
Premium14,220円/年1,185円1,800分/月
Business30,096円/年・1アカウント2,508円無制限
Enterprise要相談要相談カスタマイズ可能

月払いとアプリ内課金は表示価格が異なる場合があります。契約直前にWeb版とアプリの両方を確認します。Starterでは時間やアドオンを追加購入できないため、300分を継続的に超えるならPremiumへの変更が基本です。

リアルタイム翻訳はどこまで使える?

公式ストアは58言語対応と、主要23言語での2か国語リアルタイム文字起こし・翻訳を案内しています。Starterでは2か国語機能が月4回、1か国語リアルタイム翻訳が月2回までです。

ここでいう「58言語対応」と「23言語の2か国語同時対応」は別の指標です。また、公式の98.86%は特定条件の公式値であり、自分の会議で常に同じ精度になる保証ではありません。

翻訳精度を上げる準備

  • 会議前に固有名詞と業界用語を単語登録する
  • マイクを話者から3m以内の中央へ置く
  • 同時発話を避ける
  • 日本語と外国語の組み合わせが対象か確認する
  • 金額、日付、人名は原音と照合する
  • 原文と翻訳文の両方を保存する

Notta Brain・要約・共有

Notta Memoの録音は、Notta上で要約し、決定事項やToDoを抽出できます。公式ストアは30種類以上のテンプレート、Notta Brainによる記録への質問、SlackやSalesforceを含む外部連携を案内しています。

StarterではAI要約が月100回、カスタムテンプレートが1ワークスペース5件など、文字起こし分数以外にも上限があります。高度な連携や管理機能はPremium、Business、追加アドオンの範囲を確認します。

セキュリティと法人利用

Nottaは公式ページでSOC 2 Type II、ISO 27001、GDPR、CCPA、HIPAAへの取り組みを掲示しています。日本語料金ページでは、データを日本国内に保管し、送信・保存時に暗号化すると説明しています。

ただし、認証があることと、あらゆる録音が自社規程上許されることは同じではありません。法人利用では次を確認します。

  • 録音相手への説明と同意
  • 個人・チームのワークスペース所有者
  • 端末紛失時の解除とデータ移管
  • 保存期間、削除、共有、エクスポート権限
  • Business・Enterpriseでの管理機能
  • AI要約を正式記録へ使う際の承認者

Notta Memoのメリット

  • 対面会議とスマートフォン通話の両方を録音できる
  • 28g・3.5mmの薄型で最大30時間録音
  • 画面で録音状態を確認できる
  • 58言語と主要23言語の2か国語翻訳を案内
  • Starterで月300分から始められる
  • Nottaの要約、AIチャット、外部連携へつながる
  • 日本国内保存と複数のセキュリティ認証を公式が掲示

購入前に知りたいデメリット

  • Starterは月300分で無制限ではない
  • Starterではアドオンを購入できない
  • 複数のMemoを追加しても同じワークスペースの分数は増えない
  • 端末をバインド解除するとStarterが失効する
  • 会社管理のワークスペース利用者は特典対象外になる場合がある
  • 文字起こし・翻訳にはクラウド同期が必要
  • 公式精度は自分の録音環境を保証しない

向いている人・別方式も比較したい人

向いている人

  • 通話と対面会議を一台で記録したい
  • 日本語と外国語が混ざる会議がある
  • リアルタイム翻訳を重視する
  • 薄いカード型で画面も欲しい
  • Nottaをすでに議事録や共有で使っている

別方式も比較したい人

  • 服に装着するウェアラブル型が欲しい
  • 月300分を超えても固定費をかけたくない
  • 音声を外部クラウドへ送れない
  • 5時間を超えるファイルを一度に文字起こししたい
  • チーム配布時に個人ワークスペースを作れない

購入先と公式情報

まとめ

Notta Memoは、通話・対面・多言語翻訳を一つの薄型端末で扱いたい人に向く製品です。28g、30時間録音、58言語、2か国語翻訳は比較しやすい強みです。

購入前は月300分だけでなく、Starterを受け取れるアカウント条件、翻訳回数、1回5時間、バインド解除時の扱いまで確認してください。月30時間まで使うならPremium、組織管理が必要ならBusiness以上も含めた総額で判断します。

※価格・仕様・プランは2026年8月12日の公式掲載情報です。購入・契約前に公式ページとアプリ内の最新表示をご確認ください。