Google Meetで会議後に文章を残したい場合は、録画ではなく文字起こし機能が開始されているかを確認します。録画は映像と音声、文字起こしは発言を文章として残す機能で、利用条件と保存結果が異なります。
本記事は2026年8月20日時点のGoogle Meet公式ヘルプを基にしています。Workspaceの契約や管理者設定で画面表示が変わるため、重要な会議では事前テストを行ってください。
最初に確認する4項目
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| Workspace契約 | 文字起こし対象のエディションか |
| 管理者設定 | 組織で文字起こしが許可されているか |
| 会議内の役割 | 主催者・共同主催者など開始できる立場か |
| Drive容量 | 組織と主催者のDriveに空きがあるか |
Googleの案内では、文字起こしはパソコン、ノートパソコン、Android端末で利用できます。対象言語には日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語が含まれます。
Google Meetで文字起こしする流れ
- 対象のGoogleアカウントで会議へ参加する
- 会議ツールから文字起こし機能を開く
- 参加者への表示を確認して開始する
- 会議終了時に文字起こしを停止する
- 主催者のGoogle Driveまたはカレンダーから結果を確認する
会議から全員が退出すると文字起こしは自動で停止します。一時停止はできませんが、停止してから同じ会議内で新しく開始すると、別の文字起こしファイルとして保存されます。
文字起こしの保存先
文字起こしは、会議主催者のGoogle Driveにある「Google Meet」フォルダ内へ保存されます。会議ごとのサブフォルダが作られ、Googleカレンダーの予定にもリンクが追加されます。
会議担当者とファイル所有者が異なると、共有・削除の管理が複雑になります。会議前に次の担当を決めてください。
- 文字起こしを開始する人
- Drive上の所有者
- 議事録へ整理する人
- 原音・全文を削除する人と期限
Google Meetで文字起こしできない原因
対象プランではない
文字起こしは対象のGoogle Workspaceエディションで提供されます。機能が表示されない場合は、利用中の契約を管理者へ確認します。
管理者設定で無効になっている
対象プランでも、組織の設定やユーザーの権限で利用できないことがあります。個人で設定を変更できない場合は、管理者へ確認します。
対応していない端末から操作している
公式案内では、パソコン、ノートパソコン、Android端末が対象です。利用端末とアプリの状態を確認します。
Driveの空き容量が不足している
組織側または会議主催者のDrive容量が不足していると、文字起こしを作成できません。不要データを削除する前に、保存ルールと所有者を確認してください。
対応外の言語または複数言語を混ぜている
会議で使う言語が対象か確認します。多言語会議では、専門用語や話者交代を含めて精度を検証し、重要箇所を原音で確認します。
Geminiの「メモを取る」との違い
Google Meetには、対象契約でGeminiが会議メモを作成する機能もあります。文字起こしが発言の記録を残すのに対し、AIメモは要点や次の行動を整理する機能です。
要約だけでは、発言の細部や反対意見が省かれる場合があります。重要な会議では、文字起こしを根拠として残し、AIメモを下書きとして確認します。
外部ボイスレコーダーを使う場合
Workspace機能が使えない場合でも、PCスピーカーから出る音を外部レコーダーで録音できます。ただし、オンライン会議の音を空間で再録音すると次の問題が起きます。
- 反響や空調音が入る
- 遠隔参加者と対面参加者の音量差が大きくなる
- 話者名が記録されない
- 通知音やキーボード音が入る
- 録音データの保管場所が増える
録音前に参加者へ目的を伝え、会議録音の同意と保存ルールを確認してください。
まとめ
Google Meetの文字起こしは、対象契約、管理者設定、会議内の役割、Drive容量を確認してから開始します。結果は主催者のGoogle Driveとカレンダーから確認できます。録画、文字起こし、AIメモを目的別に使い分け、議事録へまとめる際は決定事項と担当者を人が確認してください。
