実績ゼロのポートフォリオで見せるべきなのは、架空の成功数字ではなく、依頼を理解し、作り、確認し、期限内に渡せる工程です。AIで見栄えを増やすより、誰向けに何を解決したかを説明します。

ポートフォリオの基本構成

  1. 対応できる仕事
  2. 対象者と困りごと
  3. 自主制作・受注実績の区分
  4. 成果物
  5. 制作条件と所要時間
  6. 調査・確認の手順
  7. AIを使った工程
  8. 対応外と連絡方法

仕事ごとに1ページで読める形にします。

自主制作の題材

実在企業の内部資料を想像して作らず、官公庁の公開データ、自分で作った架空データ、権利を確認した素材を使います。

例として、公開イベントの日程表、公開制度をまとめたFAQ、架空会議の議事録、オリジナル商品の説明文などがあります。「自主制作」「架空案件」と明記します。

成果物だけでなく工程を見せる

見せるもの分かること
要件整理指示を理解できるか
参照資料根拠を追跡できるか
初稿と修正改善できるか
チェック表ミスを防げるか
納品形式実務に合わせられるか

AI出力画面を並べるだけでは、成果物の品質を説明できません。

AI利用を透明に書く

「見出し候補の比較に使用」「誤字候補の抽出に使用」「固有名詞と数字は一次資料で確認」のように工程を説明します。使ったAI名だけでなく、入力しなかった情報と人が確認した範囲も示します。

書いてはいけない実績

  • 存在しない顧客名・案件名
  • 計測していない売上や閲覧数
  • 他人の作品の加工
  • 許可のない顧客成果物
  • AIが作った推薦コメント
  • チーム成果を自分だけの成果とする表現

匿名化すれば必ず公開できるわけではありません。契約と依頼者の承認を確認します。

応募先ごとに並べ替える

万能なポートフォリオ一つではなく、応募業務に近い成果物を最初に置きます。提案文では、相手の募集条件に対し「どの成果物の、どの工程が対応するか」を示します。

公開後の確認

  • リンク切れや古い制度がないか
  • 個人情報・位置情報が残っていないか
  • 画像のメタデータを確認したか
  • 連絡先を安全に公開しているか
  • 実績公開の承認期限が切れていないか

月に一度、応募結果と問い合わせ内容から更新します。

まとめ

副業ポートフォリオは、作品集であると同時に仕事の説明書です。自主制作を正直に区分し、根拠、確認、AI利用、権利処理を示すことで、実績が少なくても再現性を伝えられます。