実績ゼロのポートフォリオで見せるべきなのは、架空の成功数字ではなく、依頼を理解し、作り、確認し、期限内に渡せる工程です。AIで見栄えを増やすより、誰向けに何を解決したかを説明します。
ポートフォリオの基本構成
- 対応できる仕事
- 対象者と困りごと
- 自主制作・受注実績の区分
- 成果物
- 制作条件と所要時間
- 調査・確認の手順
- AIを使った工程
- 対応外と連絡方法
仕事ごとに1ページで読める形にします。
自主制作の題材
実在企業の内部資料を想像して作らず、官公庁の公開データ、自分で作った架空データ、権利を確認した素材を使います。
例として、公開イベントの日程表、公開制度をまとめたFAQ、架空会議の議事録、オリジナル商品の説明文などがあります。「自主制作」「架空案件」と明記します。
成果物だけでなく工程を見せる
| 見せるもの | 分かること |
|---|---|
| 要件整理 | 指示を理解できるか |
| 参照資料 | 根拠を追跡できるか |
| 初稿と修正 | 改善できるか |
| チェック表 | ミスを防げるか |
| 納品形式 | 実務に合わせられるか |
AI出力画面を並べるだけでは、成果物の品質を説明できません。
AI利用を透明に書く
「見出し候補の比較に使用」「誤字候補の抽出に使用」「固有名詞と数字は一次資料で確認」のように工程を説明します。使ったAI名だけでなく、入力しなかった情報と人が確認した範囲も示します。
書いてはいけない実績
- 存在しない顧客名・案件名
- 計測していない売上や閲覧数
- 他人の作品の加工
- 許可のない顧客成果物
- AIが作った推薦コメント
- チーム成果を自分だけの成果とする表現
匿名化すれば必ず公開できるわけではありません。契約と依頼者の承認を確認します。
応募先ごとに並べ替える
万能なポートフォリオ一つではなく、応募業務に近い成果物を最初に置きます。提案文では、相手の募集条件に対し「どの成果物の、どの工程が対応するか」を示します。
公開後の確認
- リンク切れや古い制度がないか
- 個人情報・位置情報が残っていないか
- 画像のメタデータを確認したか
- 連絡先を安全に公開しているか
- 実績公開の承認期限が切れていないか
月に一度、応募結果と問い合わせ内容から更新します。
まとめ
副業ポートフォリオは、作品集であると同時に仕事の説明書です。自主制作を正直に区分し、根拠、確認、AI利用、権利処理を示すことで、実績が少なくても再現性を伝えられます。
