AIレコーダーや文字起こしサービスの「月300分無料」「月1,200分」は、会議回数へ直すと判断しやすくなります。
基本式は次のとおりです。
利用できる会議回数 = 月間文字起こし分数 ÷ 1回の平均会議時間
月300分で処理できる回数
| 1回の長さ | 理論上の回数 | 月4週なら |
|---|---|---|
| 15分 | 20回 | 週5回 |
| 30分 | 10回 | 週2〜3回 |
| 45分 | 6回+30分 | 週1〜2回 |
| 60分 | 5回 | 週1回程度 |
| 90分 | 3回+30分 | 月3回 |
| 120分 | 2回+60分 | 月2回 |
月1,200分で処理できる回数
| 1回の長さ | 理論上の回数 | 月4週なら |
|---|---|---|
| 15分 | 80回 | 週20回 |
| 30分 | 40回 | 週10回 |
| 45分 | 26回+30分 | 週6回程度 |
| 60分 | 20回 | 週5回 |
| 90分 | 13回+30分 | 週3回程度 |
| 120分 | 10回 | 週2〜3回 |
自分の必要分数を計算する
会議種類ごとに計算します。
| 会議 | 回数 | 1回 | 月間分数 |
|---|---|---|---|
| 定例会議 | 4回 | 60分 | 240分 |
| 1on1 | 8回 | 30分 | 240分 |
| 商談 | 6回 | 45分 | 270分 |
| 合計 | 18回 | 750分 |
この例では300分枠では不足し、1,200分枠には余裕があります。
計算前に確認する6つのルール
端数の扱い
秒単位、分単位、一定単位で切り上げるかにより消費が変わります。
再処理の扱い
言語変更や要約の再生成で分数を再消費するか確認します。
繰越の有無
余った分数が翌月へ移るか、月末で消えるかを確認します。
1ファイルの上限
月間枠が残っていても、1ファイルの長さや容量制限により分割が必要な場合があります。
超過後の扱い
自動停止、追加クレジット、上位プランへの変更など方式が異なります。
録音と文字起こしの区別
端末本体へ録音できても、無料の文字起こし枠を超えるとAI処理できない場合があります。
余裕を持たせる
実績の1.2〜1.3倍を目安として検討すると、長引いた会議や臨時対応を吸収しやすくなります。月750分なら、900〜975分程度を想定する考え方です。これは料金規約ではなく、社内の利用計画を立てるための余裕です。
まとめ
無料枠は「多い・少ない」ではなく、自社の会議回数へ変換します。端数、再処理、超過、繰越まで確認し、本体価格と合わせて年間費用を判断します。
