PLAUD の購入を検討する際、多くの人が最初に確認するのが料金体系です。「本体を買えばそれで終わりなのか、それとも月額がかかるのか」という点は、購入判断に直結します。

結論から言えば、本体購入で月300分までは追加料金なしで使えます。 それを超える場合は有料プランが必要です。

この記事では公式情報にもとづいて料金を整理し、300分が自分の使い方で足りるかを計算します。

PLAUD の料金プラン

以下は 2026年8月7日時点で PLAUD 公式サイト(jp.plaud.ai)に記載されている内容です。

プラン料金月間の文字起こし時間
Starter無料(本体購入で付与)300分
Pro年額 16,800円 / 月額 1,980円1,200分
Unlimited年額 40,000円無制限(1日最大24時間)

これに加えて本体価格が別途必要です。本体価格はモデルや販売時期によって変動するため、公式サイトでの確認を推奨します。

年額と月額の差

Pro プランには年額と月額の両方が用意されています。

  • 年額: 16,800円
  • 月額: 1,980円 × 12か月 = 23,760円

1年使うなら年額のほうが6,960円安くなります。 短期間だけ試したい場合を除けば、年額を選ぶ合理性が高い設計です。

月300分で足りるかを計算する

無料枠が足りるかどうかは、業務の内容によって大きく変わります。実際の使い方に当てはめてみます。

使い方1回あたり月の回数月間合計判定
週1回の定例会議60分4回240分収まる
週2回の定例会議60分8回480分超過
1on1(部下10名)30分10回300分ちょうど上限
商談45分8件360分超過
訪問・外回り30分20件600分大幅に超過
終日の研修360分1回360分1回で超過

週1回の会議を記録する程度であれば無料枠で足ります。

一方、1日に複数回人と話す職種では、月の半ばで上限に達します。営業、士業、訪問看護、カウンセリング、採用担当などが該当します。

注意すべきは、終日の研修やセミナーは1回で無料枠を超えるという点です。6時間の研修を録音すると、それだけで360分となり300分を上回ります。

Pro プランに入るべき人・入らなくていい人

入らなくてよい人

  • 月間の録音が300分未満に収まる
  • 記録するのは定例会議のみ
  • 録音は週に1〜2回程度

このケースでは、本体価格以外の支出は発生しません。

Pro を前提に考えるべき人

  • 1日に複数回、人と会って話す職種
  • 月に1回以上、半日以上の研修やセミナーがある
  • 複数のプロジェクトを並行して抱えている

この場合、実質的な費用は本体価格+年額16,800円です。3年使うと追加で50,400円かかる計算になります。購入判断はこの総額で行うべきです。

Unlimited を検討すべき人

年額40,000円は Pro の2.4倍です。Pro の上限1,200分(20時間)を恒常的に超える場合に限られます。

月20時間を超えるということは、1日あたり約1時間を毎営業日録音する水準です。コールセンター、終日の現場作業、連続する面談業務などが該当します。

総額で比較する

AIボイスレコーダーの検討では、本体価格だけを比べてしまいがちです。しかし実際の負担は、使用量によって決まります。

たとえば3年間使う場合の追加コストは次のようになります。

プラン3年間の追加コスト
Starter のみ0円
Pro(年額)50,400円
Unlimited(年額)120,000円

本体価格の1万円の差は、プラン選択の差の前では小さいということが分かります。したがって購入前に確認すべきなのは、本体がいくらかではなく、自分が月に何分録音するかです。

見積もりの手順

次の3ステップで、自分に必要なプランが決まります。

  1. 直近1か月を振り返り、記録したい場面を書き出す(会議、商談、面談など)
  2. それぞれの所要時間 × 回数を計算する
  3. 合計が300分・1,200分のどちらを超えるかを確認する

この計算をしておくと、製品選びの基準が「機能の多さ」から「自分の使用量に合っているか」に変わります。

選択肢は他にもある

月間の録音量が多い場合、月額固定制以外の方式も選択肢になります。

  • オフライン型: 端末内で処理が完結するため課金が発生しない。ただし精度はクラウド型に劣る傾向がある
  • 従量課金型: 固定の月額がなく、使った分だけ支払う。使用量に波がある場合に無駄が出にくい

参考として、当社が2026年9月末に Makuake で先行販売を予定している RoroLee は、端末本体とクラウドを使用しない機能のみを利用する場合、条件付きで月額料金なしの予定です。

クラウド型VMワークステーションの起動や有料の大規模言語モデルの利用時は、固定の月額ではなくクレジットによる従量課金方式となります。使用量に波がある場合、使わない月の支出を抑えられる構造です。

本体価格は19,680〜32,800円の想定価格帯です。正式なリターン価格、仕様、現在公開できる情報はRoroLee の製品ページにまとめています。

まとめ

  • PLAUD は本体購入で Starter(月300分)が無料で付与される
  • 超える場合は Pro(年額16,800円 / 月1,200分)、さらに上は Unlimited(年額40,000円)
  • Pro は年額のほうが月額より6,960円安い
  • 月300分は「週1回の会議」なら足り、「毎日の商談」では足りない
  • 比較すべきは本体価格ではなく、3年間の総額

※本記事に記載した料金は2026年8月7日時点で PLAUD 公式サイトに掲載されている情報です。料金体系は変更される場合がありますので、最新の内容は公式サイトをご確認ください。